2016年12月31日 金時山
2016年大晦日。昨日は忘年会だったけど気合いの6時起き。用意して7時に家を出る。
とりあえず新宿へ。全ての道は新宿から始まる。
今年最後に富士山見たいなー。よし!金時山に行こう!金太郎伝説!!!
高速バスで行こうか電車で行こうか迷って新宿でモタモタ。バスタ新宿激混み。満車の嵐。
結局小田急線で行く事にした。
8:18新宿発の快速急行に乗り9:46小田原着。
10:05発の箱根登山バスに乗る。
ああ。ここはガチの観光地としての箱根なんですね。温泉旅館がいっぱい。人も車もいっぱい。みんな年越しをここで過ごすんだなー。
バスに揺られ40〜50分仙石バス停で下車。
入ったローソン。なるほど。ここがあの戦いの舞台であり、幾多のドラマが生まれた第3新東京市だった場所か。もはや全てが夢の跡である。
ローソンの隣が金時山への登山口。時間は11時。ちょっと遅めだけどスタート!!
既に日が高いのですぐ暑くなる?汗をかく。Tシャツになる。
着てた服を畳んでリュックに詰めると途端に重量アップ。肩にズシっ。軽めの服を選んできたんだけどな。まあしょうがない。
道はちょっと険しい。登山靴は絶対必要。水が溜まりやすいのかな?ぬかるんでる場所も多々。水を逃がす為の水路が一定間隔に設けてある。ガレ場も木の根もオールスター。でも手をかけて登るほどではない。何人かの登山者とすれ違う。
空綺麗。雲ひとつない快晴。富士山期待できる!!
途中でいい感じの岩を発見。さあ!出番だ!!
パシャ。
撮影してると外国人の登山者登場。
挨拶して「This is my friend!」って言ったら笑ってくれた。よかったねー。
ここからラストスパート。道もキツい?後ろから来る外人強い。でも抜かせねえ。大和魂だ。オレが侍だ。息が切れる。でも行く。
おおー!頂上っぽいとこに出そう。声が聞こえる。おりゃ!!
めちゃ綺麗なMt.FUJIがどーーーーーーん!!!
思わず手を合わせて拝んだ。ありがたやー。ありがたやー。
やっぱ金時山は人気のある山らしく大晦日だけど人がいっぱい。カップラーメンとコーヒーで絶景眺めつつ昼食。
考えずに来たけど、仙石原登山口から登って良かった!こっちのルートは富士山を全く目にする事無く頂上着いて初めてどーーーーん!!
歓びがすごい!!!
帰りは乙女口方面に降りていったけど、名残を惜しむかのように時々富士山が現れてくれてそれも良し◎
乙女口バス停に着いたらほどなくして御殿場経由新宿行きの高速バスが到着!ラッキー!!!
御殿場経由するとフジヤマ見えまくりだね。この辺で富士山見ながら暮らすってどんな感じなんだろ??普通なのかな??
東名高速事故渋滞でノロノロの最中これを書いてます。それも良し。
帰ったらダウンタウン見ながら年越しうどん食べよ。
皆さま良いお年を✌️️
2016年12月11日 払沢の滝〜天狗滝〜綾滝〜つづら岩
昨日買った携帯ガスコンロ。使いたくてしようがない。早起きして山へ。
とりあえず今日は奥多摩方面の電車に乗る。目的地は道中検索して決める。便利な時代です。
なになに。払沢の滝?天狗滝?滝巡り?
滝!!いいじゃん!!
冬の滝壺での熱々コーヒーブレイク!これは間違い無いわ!これがアウトドアだわ!!
武蔵五日市駅からバスに乗り換え「払沢の滝」へ。日本の百名爆のひとつらしい。電車→バス→山のパターンも慣れてきた。
バス降りたらすぐ入り口。歩いていると「地元の人の大切な水源だから汚さないで下さい」的な看板がちらほら。
ほら来た。清潔な山の水来た。余裕で飲みます。飲ませていただきます。滝壺コーヒー決定。
霜が降りてる山道をしばらく歩いて到着。掃除してるおじさんに挨拶して滝壺の方へ。
いやー。気持ちいい。こじんまりした綺麗な滝だね。岩に囲まれた滝壺もしっかりしてる。
寒さでかじかみながら水を掬って沸騰させてコーヒー淹れる。
・・・・美味い。
冬。朝。山。こんな美味いコーヒー飲んだの初めて。
よーし!今日は滝に行く度にコーヒー飲もう!
(実行したのだが、やはりこの朝一発目のコーヒーを超えるものは無かった。あたりまえだよねー)
払沢の滝を後にして一度バス停に戻り、国道沿いを歩きながら天狗滝&綾滝へ続く登山口を探す。
入り口の神社でお参りして沢に沿った登山道を行く。
誰もいない。マイナーな山だとこんなもんなのね。嬉しくなる。つーか登ってる山の名前知らないし。
沢に沿った道は岩でゴツゴツしてる。水感、森感がもののけ姫みたいだなー。
途中で暑くなってくる。汗をかいたら冷えるから結局Tシャツになる。よっぽど高い山じゃない限り行動中は冬でもTシャツがベター。それでも汗をかく💦
けっこーキツい道っすよ。うちの奥さんは無理だろうなー。何機死ぬかなー?笑
手をかけて登るような岩場を越えたら天狗滝出現!!!!この出現の仕方マジかっこいい!!
完全にパワースポット!!ドラクエだったら妖精が住んでてアイテム貰えます!!これは良い!!!
この登って滝発見して滝壺のある下に降りていく流れ最高!!!これは是非行って欲しいです!!
天狗滝。岩に沿って白糸が流れる上品な滝です。滝壺は小さいけど河原みたいになっててまるで箱庭。めちゃ気に入った!!!
しばらくいたけど誰も来ない。まじかよ。最高じゃん。住みたい。オレがここの滝の妖精になりたい。
別れを惜しみつつ綾滝目指す。ちょっとずつ道が細くなっていく。
森らしい森を歩いて行くと綾滝出現!!この滝も出現する感じはいいね!カッコいいわ!!
綾滝は名前の通り派手さの無い線の細い滝。ここは完全に森の中。相変わらず誰もいない。気配すらない。ベンチがあるからラーメン食べるならここだな。ちょうど昼くらいかー。でもさっきもコーヒー飲んだしお腹空いてない。
この先には、、、つづら岩??何それ?
とりあえずつづら岩まで行ってみるか。
行き始めたはいいけど途中から道キツー!!
角度が急になり狭くて足元も悪い!!
オレそんなに経験ないからね!今日は良い経験になりました!!
何度引き返そうと思ったか!登りながら「これオレ降りられんの??」って恐怖が。
実感した。登れたからって降りられるわけじゃないだよね。そりゃそうだわ。でも怖がりすぎてもダメだしね。
誰もいない。辛い。でも登ってると止まらないんだよね。ここで引き返すってタイミングが無いっつーか。
とりあえずつづら岩まで行こう。つーかつづら岩って何?そんな目印になるようなもんなの?なんか上の方に白いものが見えるな。何だ?あれ?
木々の間からデッカい岩が出現!!!
「でかーーーーい!!!」
叫んだ。
うひょー!と進んでいくとロッククライミングしてる人達がいた。久しぶりに人に会った。
(さっき叫んだの聞こえたよな。恥ずかしい)
向こうは夢中でこっちには気にも留めない。
デッカい岩かっけー!!!なんか脇の岩の隙間にルートっぽいものがある。直登は無理だけど回り込めば上まで行けるかな??
あれ?これボルダリングってやつじゃね?オレやった事無いよね?とりあえず軍手あるし行けるトコまで登ってみよう。
そして気付くのである。
「登れるからといって降りられるわけではない」と。
一応降りられるか吟味しながら少しずつ行ったつもりではあった。結局壁のような岩に阻まれて登頂断念。、よく分からないまま岩にしがみついてる自分。
、、、、え?これオレ降りるの??
まじ恐怖。右手左手右足左足。いやいやいやいや!!!!これあかんでしょ!!!助け求める???いやいやいや!!!
木の根っこ掴んで、、ぶら下がって、、足がとどかなくて、、さらに回り込んで、、、何とか降りた。ふう。
途中から年配の夫婦が見守ってくれててちょっと話をする。みんな違うルートから来たみたい。
それにしても怪我しなくて良かった。今度ボルダリングジム行こう。教えて貰おう。
んでいつかつづら岩のトップに登ってみたいな。
帰り道色々頭をよぎりました。
「道」って何なんだろう??
舗装されてるのが道なのか?誰かが通って踏み固められてるのが道なのか?
でもそれは違うくてもっと自由で
ここ行きたいって思った瞬間、そこが道になるんだなと思いました。もっと自由でいいんだ。
登れなかった。けど、あれは道だった。
帰り道、山の見え方が行く時と変わってました。