高山不動尊〜関八州見晴台
この数回の山行で秩父方面はうちから非常にアクセスしやすい事がわかりました。(=交通費も安い)
「西武池袋線 登山」で検索するとルートが沢山出てきます。自分みたいに1人で登山を始めて、マイペースに週末トレッキングをする身としてはネット社会なのは非常にありがたいです。ここまでネットが発達していなければ山に行って無かっただろうと思います。
当然だけどこないだ降った雪が残っている。
チェーンスパイクとトレッキングポールがあればこれくらいの雪道は楽チン。
不動三滝のひとつ白滝。
冬の山のオブジェ。生き物のよう。
不動の滝の周辺は高山不動尊の修行場だったらしい。確かに仙人とか居そうな雰囲気。写真には収まらなかったけど巨大な岩が大迫力でした。
高山不動尊でお札に願い事を書き手を合わせました。すっきりとした気持ちになります。写真は撮ってません。また行きたい。
関八州見晴台着。今日は風が無い。四方見渡せる。
帰りは山里の中のんびり吾野駅まで歩きました。
武甲山
年明けて1月3日。埼玉の武甲山へ行ってきました。
武甲山どーーーーーーーーん。どっしりかっこいい山体です。
登山口の一の鳥居まで5km以上歩かなければなりません。。。
どうやら武甲山は石灰岩の塊らしい。削られまくっている。痛々しい。麓は加工場の工場地帯。
工場地帯を歩いていたら「🚘乗っていきますか?」と声をかけられる。「まじっすか!ありがとうございます!」後部座席にバックパックを投げ助手席に乗り込む。紅の豚のトラックのシーンのような軽やかさである。
登山口の駐車場まで3〜4kmあったかな?助かりました!
田舎の山って感じ。
途中の水飲み場でコーヒーブレイク。居合わせた登山歴40年だという方から色々話を聞かせて貰う。
大きな木。
白い!あれは石灰岩か??
神社があります。山頂はこの裏。
山頂着。秩父の街を見下ろす。寒い!!まじで寒い!!温度計はマイナス6℃!アンド風がめちゃ強い!!
神社に戻り凍えながらラーメンを作り食べる。
帰りは浦山口駅の方へ降りていきます。
向こうにやたらカッコいい山がある。まるでゾルディック家のよう。後で調べたら日本百名山のひとつ両神山でした。おー!いつか行ってやる!!
沢の周りは天国のよう。
つい寄り道してしまう。
小さな鳥居。萌える。
浦山口駅に到着。登りは出会いもありコミュニケーション豊富。帰りは誰にも会わずのんびりの山行でした。
丹沢 塔ノ岳
トレッキングポールを買いました。下山時の膝への負担を軽減させたい。期待してるぞ!
年末になると富士山を見に行きたくなる。2016年は金時山から。2017年は塔ノ岳からにしよう。
山頂は風も強くて無茶苦茶寒かった。でもその分雲の動きがダイナミックで迫力満点だった。
写真撮って貰う時「何で半そで?」と笑われたのも良い思い出。
インスタントラーメンで食事した後はたまらず山荘に飛び込んだ。熱々のコーヒーをいただきながらパノラマを楽しみました。
大倉バス停からスタート。
標高200mから1400mまで登ります!!
ちょっと休憩。
途中には山小屋?お茶屋?が沢山。でも閉めてしまったのかな?
コーヒーブレイク。
もう少しで山頂かな?
ここは絶景ポイント。
富士山に雲がかかっている。
富士山見えた!!
山頂の碑。
山と食欲と私と同じおにぎりポーズ。半袖。
尊仏山荘でコーヒーいただく。
12月の空は青い。
棒ノ折山(棒ノ嶺)
11/12 高校の同級生と南房総サイクリング
夏から続く悪天候の恨みを晴らすかのような日曜お出かけノーベンバー。
11/19。ソロで埼玉と東京の境にある棒ノ折山へ。
早起きして西武池袋線に乗り飯能駅で下車。登山者ぞろぞろ降りる。まだ8時前。
コンビニで食料買ってる間にバスが一本行ってしまう。でも見送って正解。次のバスは楽に座る事ができた。爆睡。
名栗湖のバス停で下車。みんな降りる。何だか小さな道の駅って感じ。近くに「さわらびの湯」という日帰り温泉もある。帰りに寄りましょう。トイレに行ってからまずは名栗湖へと登り坂を歩いて行きます。
すぐに到着。秋晴れで気持ちいい。
登山者だけじゃなく自転車やバイクでツーリングに来てる人も沢山。家族連れも多い。埼玉の憩いの場所なんだね。
ダム湖に沿ってぐるっと歩く。
しばらく歩くと棒ノ折山への登山口が出現。
行きましょう行きましょう。
歩き始めると何故この山が人気なのか分かります。
このゴツゴツした沢沿いの道。男の子心をくすぐられる。ウキウキします。
ゴルジュと呼ばれるV字渓谷。かなりの迫力。
子供の頃来たかった。
小さな滝も沢山ある。
天国アスレチックな沢沿いの道が終わり一度林道へ出てからはガチの山道。言ってしまえば平凡でキツイ。
後半は忍耐。落差が大きく一歩一歩が大きくなる。太ももはパンパン。
ゴーーーーーール!!!!
キツかった分喜びも大きい。
天気も良い。空が綺麗。
風が冷たい。寒い。
人もいっぱい。ラーメン作って食べてコーヒー淹れてのんびり。
下山後は近くの温泉、さわらびの湯へ。
熱めの湯につかると疲労が喜びに変わる。
まるでお湯に身体が溶けていくような良い温泉でした。今年行ったベスト。
さわらびの湯を含めまたこの地に登山しに訪れたい。
夫婦で千畳敷カール
山と食欲と私面白い。
妻と長野県の千畳敷カールへ行きました。
インドアな妻を一度山へ連れ出したい。
千畳敷カールなら2612mまでロープウェイで行ける。その後は無理せず周囲を散策すれば良し。
二週連続週末に台風が来たりと雨が続く10月。天気はあまり期待できないけど順延するほどでもない。決行。
早朝5時。東京を出発。中央道で駒ヶ根まで。
途中のサービスエリアで出会ったみちまるくんかわいい。NEXCO中日本のキャラクターらしい。
八ヶ岳もいつか行きたいな。
9時過ぎに駒ヶ根着。バスセンターに車を停めバスでロープウェイ乗り場まで。最盛期はバスもロープウェイ2時間待ちとかになるらしいけど天気が悪いおかげですんなり乗れた。
11時過ぎ千畳敷カール着。ガスで真っ白!!
霧雨も舞っている。
あかん!
ご飯を食べながらちょっと待つとガスは流れてトップまで見渡せるくらいになった。
わーーーーーーーい!!!!!
こんな天気でもカールトップまで登り奥の宝剣岳や木曽駒ケ岳を目指す人達が見える。我々は一周50分の散策路を歩く。
雲海が綺麗。まるで本当の海みたい。ちょっと北欧っぽい?
うちの妻。頑張る。慣れないガレ場を歩く。
いつかこの奥の木曽駒ケ岳に登りたい。
約1時間かけて散策路を一周。歩いてたらあっという間だったらしい。そう。山は時間の流れ方が都会と違う。
お疲れ様。わらび餅とコーヒーで一服。めちゃ美味。
「山に何しに行くのかなと思ってたけど何もしない事をしに行くんだね。何もしなくていいから山へ行くんだね」
そうだね。だから少なくない人が週末になると山を目指す。
お友達になったよ!
さらば千畳敷カール。新緑の季節にまた来たい。
ペンションめいぷるにて宿泊。古いけど掃除が行き届いていて清潔。埃ひとつない。料理も美味しくいただきました。
翌日はおもしろかっぱ館へ。
駒ヶ根市はかっぱ伝説の街だそう。
お昼は苔清庵で蕎麦を食べました。この蕎麦が本当に美味しくて蕎麦の為にもまた駒ヶ根に戻って来ようと思います。
こまかっぱ君もいるし、お蕎麦は美味しいし、中央アルプス千畳敷カール、木曽駒ケ岳のある駒ヶ根。
また訪れたいと思います。必ず。
蕎麦の食べ歩きしたい。
高尾山〜奥高尾ナイトハイク
雨の8月でした。おかげでお盆休みは何もできずぼんやり終わってしまった印象。晴れたらどっかに朝日を見に行きたいな。となるとナイトハイクになってしまう。
こないだの金峰山でナイトハイクを初体験したけど仲間がいたからな。ソロだと慣れてる山がいいよな。
て事で高尾山に行く事にしました。近いし交通費もそんなにかからないだろう。
夕食後仮眠を取って深夜0時起床。中央道で八王子方面へ。深夜だから高速も安い。調布から乗って八王子で降りて430円。マジか。そんなもんか。
02:00。高尾山口駅前の駐車場到着。当たり前だけどガラガラ。2.3台しか停まってない。料金は12時間で1000円。よし12時間以内に戻って来よう。
怖いかな?と思ったけど、さすが高尾山。怖くない!年間登山者数260万人は伊達じゃない。
どうせ奥高尾入ったら足元悪くなるので、舗装された1号路を登る。途中までは真っ暗。ライト無しには無理。時刻は草木も眠る丑三つ刻ってやつです。
深夜の山の匂い最高。ウキウキする。
展望台から東京方面。
屋台。
さる園。
霊気満山ありがたやー。失礼しまーす。
虫捕りに来てる親子がいた。なんとなく安心。こんばんはーと挨拶し合う。
鼻。
薬王院は閉まっていました。
いつも使う脇道から頂上へ向かいます。
03:19高尾山頂着。
いるだろうなと思ってたけど人がいた。三脚立ててカメラを東に向けて回してる。朝焼けのタイムラプスかな?
他にはノートパソコン開いてベンチに座ってる2人組。深夜に何やってるんだろう??
けっこー曇ってる。雨は降らないだろうけど星も見えない。これ朝日もダメじゃね?
長居する必要も無いのでさっさと奥高尾へと入って行きましょう。普通に小仏城山→景信山→陣馬山のコースを行きます。このコースは去年の山の日に歩きました。
お気に入りで何度も通ってる細田屋の脇を抜け小仏城山を目指します。冬に飲む細田屋の甘酒は最高です。
奥高尾入ってからは誰もいないだろうと思ってたけど途中の一丁平のベンチで野宿してる人がいた。屋根あるしアリですね。今度はあそこで寝ようかな。気持ち良さそう。
04:16小仏城山着です。
ちょっと座って夜景見ながらパン食べて休憩。
ライトがチカチカ。人がいる。やっぱいるんだねー。
日の出まで一時間くらいあるから先に進む事にします。相変わらず曇ってて御来光は期待できそうにない。
渋滞で有名な小仏トンネルの上あたりから。昼だと相模湖が見える。
04:56 ついに空が白んできたー!何故だか朝が来てしまう事が異様に寂しい。もう少し深夜の空気に浸らせて欲しい。夜よー、明けないでくれー。でもしようがない。完全に明ける前に景信山に着きたい。
05:20景信山着。ちょうど日の出の時刻。標高は727m。
西の空が綺麗。山塊と雲の感じが良いですね。富士も見えます。
東。太陽は雲の向こう。残念。
景信山誰もいない。以前ここで食べた山菜の天ぷら美味しかった。
ここら辺でがっつり休憩しよう。昨日も仕事だったのでさすがに疲れた。寝不足でちょっと頭痛もする。食事をして仮眠をします。
寒かったけど1時間くらい横になる。太陽の光がほんのり暖かい。感謝。起きると頭痛は治まっていました。
時刻は7時。陣馬山に向けて出発。この時間になるとトレイルランニングしてる人がちらほら。
07:40。超晴れ。雲ひとつない。 日差しが暑い。痛い。
ちょっと寝たけどやっぱ疲労は溜まってて、途中の堂所山やらの小ピークを3つ巻き道で迂回。楽ちんである。
明王峠で休憩しようかと思ったけど、行けそうなのでそのまま行く。
08:30。あっさり陣馬山着。
足元にいるよ。
空の青と山の緑が美しい。
予定より早く着いたな。やっぱ巻き道のおかげ?
8:30でも人が沢山。ほぼベンチ埋まってる。
ひとつだけ空いてたベンチを確保してコーヒーを淹れて飲みました。下のお茶屋でゆずシャーベットを買っていただく。ゆずが濃い。美味しい。
草原に転がって仮眠。暑いから日陰でうとうと。聞こえてくる話によると和田峠まで車で来ればここまで歩いて20分らしい。なるほど、そりゃ朝から人多いわけです。
今度は深夜和田峠まで車で来て、陣馬山で夜明けでもいいかもね。
その後、陣馬高原下バス停まで降りバスと電車で高尾山口駅まで戻ると正午過ぎ。駐車場は満杯。日曜の昼となるとすごい人だ。
予定の12時間まで時間があったので去年出来た高尾山温泉に入る。温泉ありがたし。露天風呂で日焼け。
ちょっとゆっくりしてから高速で帰りました。山も高速も混雑を避ける行程にしたので心から楽しむ事ができました。
高速代が往復で1060円。駐車場代1000円。温泉1000円。その他行動食数百円。
12時間4000円のリフレッシュ。たっぷり遊ぶ事ができました◎
このドヤ顔である。
金峰山縦走
大弛峠
↓
前国師岳
↓
国師ヶ岳(2592m)
↓
北奥千丈岳(2601m)
↓
朝日岳(2579m)
↓
金峰山(2599m)
パーティ組んで山梨県と長野県にまたがる金峰山へ行ってきました。
この数ヶ月、仕事関係で話が進み登山隊結成。あくまで趣味の緩い集まりで居心地良い感じです。
リーダーのTさんに金峰山の存在を教えて貰い山頂の五丈岩の写真を見て必ず行こうと決めてました。1度雨天で延期になりリスケしての7月9日。天気予報は晴れ。
前日PM22:00東京を出発。中央道で勝沼ICまで。街をぬけグニャグニャの狭い山道を抜けAM2:00集合場所の大弛峠に到着。既に標高は2300m↑。寒い。今日って満月だっけ?月が明るくて綺麗。
3:30出発。まずは国師ヶ岳を目指します。初めてのナイトトレッキング。足元大丈夫かな?と思ったけど木道の階段になっていて快適です。ちょっと湿ってるのでスリップに注意。
だんだん空が白んできます。
まずは一発!前国師岳。
もうちょっとで日の出かな?国師ヶ岳へ向かいましょう。
この登山隊でお友達になったパオ兄弟とパシャ。
私は鷹匠。奥には富士。非常にめでたい。
もう一回前国師に戻って御来光。
"諸君よ
紺いろの地平線が膨らみ高まるときに
諸君はその中に没することを欲するか
じつに諸君はその地平線に於る
あらゆる形の山岳でなければならぬ,,
宮沢賢治さんの詩が思い出されます。生きて新鮮な太陽の光を浴びる身体。御来光ありがたやー。
北奥千丈岳でコーヒーブレイク。ひんやりとした空気と金色の朝陽が気持ちいい。ここが現在のワタクシの最高峰2601m。雰囲気が良くて長居。
Aパイセンもご満悦。
それにしてもこの辺の山は巨石が多い。頂上にゴロゴロしてる。この頂上巨石の極みが金峰山。楽しみ。
北奥千丈岳を満喫。一旦大弛峠に戻ってから金峰山を目指します。
さっきは暗くて見えなかった大弛峠の看板。甲武信ヶ岳もいつか行ってみたい。何より名前がカッコいいっす。
では金峰山へ向かいましょう。7:00スタート。
ですが、Aパイセンは全ての力を使いきり脱落。車で待機することに。
リーダー夫妻とワタクシの3人で出発。
朝日峠を越え、まずは朝日岳を目指します。
パオ兄弟は可愛いですね。
道中富士山や北アルプスを望む。
1時間くらい歩いて朝日岳到着。キメ顔。
看板が手書きで何だか寂しい。
向こうに見えるのが金峰山。ちょっと出てるポッチみたいなのが五丈岩。まだまだ遠いなあ💦
これから下って森を抜けていきます。
森。森。森。森林限界っていくつだっけ?標高2400mくらいだけど森なんだね。アップダウンを繰り返しながら歩く歩く。段々草木の高さが低くなっていき森を抜けると
ガレ場が広がり
パオは広い空を自由に飛び回りました。
わーーーーーーーーーーーーーい。
ここからは約束された道。祝福のヴィクトリーロード。道を塞ぐでっかい岩の上を、テトラポットの上を歩くようにぴょんぴょん跳びながら頂上へ。
金峰山のランドマーク、五丈岩到着です。デカい!!!
全体的にここの岩はデカい。
この親子感である。
怖かったけど1回目はTさんと行きずりの若者2人に助けられて登る事ができた。2回目は1人で登った。もし1人で来てたら途中で諦めてたなあ。仲間ってありがたい。
頂上でパシャ!背後に瑞牆山の異形が見えます。
昼食時で山頂はけっこーな人。天気も良いし和やか。誰かが登頂するたびに自然と拍手が起こる。こんな山の上なのになんだかアットホーム。大袈裟に言うと神々の遊び。山だと気安く声かけ合えるんだよね。やっぱ1人で生きていけない場所って分かるからかなあ?
1人で生きていけない場所だと協力するしかないもんね。普段は都市機能に感覚が麻痺してんのかな?と思ったり。
あれ?オレ最初は1人で山の中入って1人で歩くのが好きだったのに何を言ってるんだろう?