冬枯れの道を行く 奥多摩 鷹ノ巣山
ボヘミアンラプソディ良かった。やっぱQUEENはWe will rock youだよね。ドラムと歌だけってすごすぎる。この一曲だけで十分なのに他にも名曲だらけ。化け物すぎ。
歌ってるフレディの表情見てたら泣けてしようがない。(映画は俳優さんだけど)
閑話休題。2018年12月2日。奥多摩の鷹ノ巣山に行きました。久しぶりにソロでのんびり。
12月の綺麗な青空の下、デトックス&リフレッシュな山行となりました。
奥多摩駅→(バス)→東日原〜稲村岩尾根〜
鷹ノ巣山→六ツ石山〜ハンノキ尾根〜
新宿発のホリデー快速って6時台のがあるの!?知らんかったよ!「冬は朝」というくらいだからね。早めに到着したいんですよ。
6:46のホリデー快速に乗り奥多摩駅へ。バス停は当たり前のように混雑。臨時バスに乗り東日原方面へ。ギュウギュウ。でもほとんどの人が途中の川乗橋で降りる。ここから百尋の滝や川乗山へ行けるんだよね。自分も以前行きました。
終点の東日原に到着。標高は620m。
集落になってる為自動販売機はあります。飲み物忘れても大丈夫⭕10人くらいが降りたかな?
登り坂をしばらく歩くと登山口。民家の脇から入ってく。
「稲村岩を経て鷹ノ巣山方面」
あの丸いのが稲村岩かな?けっこーな迫力です。
沢を下に見ながら行く。やっぱ沢沿いの道っていいよね。せせらぎの音とマイナスイオン。本能的に心地よいと感じてしまうんだろうね。
小さな橋の上から。良いですね。写真撮っちゃうよね。目の前歩いてた西洋人2人も写真撮ってた。
登山道と沢が合流したあたりでコーヒータイムにします。まだ30分も歩いてないけど。
冬の朝、山で飲むコーヒーって山頂踏む事に匹敵すると思うんですよ。朝の空気ってやはり特別。落ち着ける場所を見つけたら迷わずコーヒー。
自分の場合朝のコーヒー飲んでやっとスタートというスタイルなので以前「もう休憩!?」と驚かれた事あります。休憩というかスタート出来てなかったのです。
起きて山に入るまでに街でコーヒー買って飲んでるんですけど、やはりこの山での最初の1杯を飲まないとね。これからも大事にしたい。
10時過ぎ。稲村岩の取付きまで来ました。行ってみるかと途中まで登ったんですが、想像以上に時間かかりそうなので諦めて引き返しました。今思うと挑戦しても良かったんじゃないかと。悔やまれる。
女性登山者にすれ違い様「諦めました💦」と伝える。(この女性とは山頂で再会しましたが、やはり途中で引き返したそうです)
稲村岩下の標識ですが、やっぱり死亡事故が起きてるんですね。
ちなみにこの石尾根縦走路は奥多摩三大急登のひとつに数えられてるらしいです。東日原から鷹ノ巣山までの標高差は1100m。ヒュー。
稲村岩を越えると単調な風景が続きます。
登っても登ってもゴールが無い。眺望も無い。登山道はジグザグしながら山に張り付いてる。
11:25ヒルメシクイのタワ。確かにお昼時だわ。でもお昼は山頂で食べたいのでスルーして行きます。
朝のコーヒー飲んだらけっこーノンストップです。抜かされた人をどんどん抜いて行きます。おかげでシャリバテする失敗も多い、、、。
11:50鷹ノ巣山山頂着。標高は1736m。けっこーな高さですね。神奈川県最高峰の蛭ヶ岳より高い。
着いてみると三大急登ってこんなもんか?って感じです。山頂は広くて緩やか。20人くらいいたかな?ベンチが無いので、皆さんそれぞれ座りやすいとこ見つけて昼食を取ってますね。
富士山の方角だけど雲被ってるなあ。逆光だし。雲はしようがないけど、光と方角を計算して登山してもいいかもね。
お昼はモンベルのアルパインサーモボトルのお湯で作るカップラーメン。
コーヒーにも使えるし、これからも重宝しそうです。1番大きい0.9lにして正解だった。大は小を兼ねる。
鷹ノ巣山から西に延びてる登山道をずっと行くと東京都最高峰の雲取山へ繋がります。
雲取山、、、、いつか行かねば。
今日は日帰り。石尾根縦走路を南東方向に降りていきます。
振り返ると鷹ノ巣山山頂と綺麗な青空。この色は12月だなあと思います。
何度でも振り返ってしまう。こっちからだとコレを見ながら登れたんだな、、、。それも悪くない。
ススキと枯木と青空。ほっとする。
うちのアヒル君も一緒にパシャパシャ📷
冬の青空最高。
落葉した木の枝って毛細血管ぽいよね。冬だからこそ感じる生命のエグさ。
何気ない景色なんだけどね。ついつい写真を撮ってしまう。(カメラは全てスマホです)
下山はゆっくりしたいタイプなので、今回のルートは正解。景色を楽しみながらゆっくり降りていきます。
「🐥僕がいるよ!」
「六ツ石山山頂をへて水根」方向へ。
鷹ノ巣山と六ツ石山を結ぶ石尾根縦走路はなだらかで気持ちの良い道ですね。
14時。六ツ石山山頂。鷹ノ巣山と同じ立派な碑がある。まだ14時だけど夕方みたいだね。
誰もいない、、、静かで気持ちいい、、、。
腰を下ろしてアルパインサーモボトルの残りのお湯で紅茶を飲みます。熱い。。山に身を投じる幸せを噛みしめる。
冬は1人で低山でいいんです。
冬枯れた山。乾いた風や落ち葉を踏みしめる音や足の裏の感触や。五感で感じる心地よさ。
「🐥あっちだよ」
ハンノキ尾根を降りていきます。
神社まで来たらほぼほぼ登山終了。
奥多摩湖が見えてきました。
15:55のバスにギリギリ間に合いました。
今回のルートはまた歩きたいくらい気持ち良かったです。その時は稲村岩へ登れたらなと思います。